110531

唖唖、アートっていうのは、業界か。業界ありきの各個人の表現か。





素晴らしき精神世界、アート
人間の深部、芸術

良く言うと
それら芸術は血を流さない、争わない、
作る喜びと、認められる嬉しさ、そしてそれを鑑賞・所有して得られる充足を、平和的に与えて
尚かつ経済に結びつく希有な業界。




悪く言うと
そんな文言で“業界臭”みたいなのをかき消そうとしている。
そんな意図がないにしろ、受け手はそう思う。
腐った肉の腐臭をナツメグで誤摩化すような、
みんなそうしてるから、そうするような、


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作品に社会性、時代性を求められることがよくある。
自分の立ち位置を、存在を把握しろと。

それには自己分析が必要で，業界で大物になっている人は大抵それをやってる。

でも、何の為にやるの？

自分を知るため？
それはそうでしょう。

でもその先の目的は？

業界に適合するためじゃないの？

そうやって、人は生きていくための方法を見つけ出していくのもわかるし、当然だと思う。

ただ、自分には合ってない。

世間的にはいいことではない。わたしとしては、悪くもないとも思う。


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作品が評価される。アウトサイドを走っていた作家の絵が評価されるとする。

それは世間が勝手に加えた価値であり、作者の意志とは乖離している。

価値はいつも、いつの時代でも権威が与えてくれる。

その権威って、なんなんだろう。

評価の高い作家を沢山取り扱った場所・人？

色んなものを見てきた、言葉の巧い評論家？



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わたしは、絶対や普遍で、それでいて個人的な表現しか、興味が無いんです。

じゃあ、個人的な絶対って？
自分自身のなかにあるアンテナが、隅から隅まで感応するようなかんじ

個人的な普遍って？
どう揺り動かしても動かない、それでいて実体のないかんじ





己の中でしか，自分自身は生きていけない。
普段接している自分以外の人、「他人」は、自分が作り上げている概念。
その人たちの精神性でさえ、己が作り出しているそれぞれの特徴。

だからか、だから他人を大切にしないといけないのか。
他人は、自分が作り上げてるから。他人は自分自身だから。

だから、一人で生きてくことなんて出来ないのか。
いつでも他人を感じているのか。








こうやって散り散り考えたことも、きっと一時間後には忘れてしまうんだろうなぁ。

指標だけは残しておかないと。