110509

芸術は、人間があつらえた最後の言い訳だということを確信しました。



アートに生かされて、それに浸かっておけばなんとかなると思い込んでいたのは、それはまさに思い込みで、ホントの所なんにも構ってくれやしないのが実態。

アートも芸術も絵画も表現も平面も、助けてはくれなかった。
ただ、「助けてくれている」「これにさえ縋って生きていけば大丈夫」っていう “信仰心に頼って” いままで生きて来ただけの話しかもしれない。

神様なんて、芸術の神様なんてどこにもいないし、あったとしてもそれはホントに泥屑。



しかし



現代美術ももういらん。

アヴァンギャルドももういらん。

きたる次世代の芸術動向ももう知らん。

泥屑まみれの芸術の神様が、やっぱり自分にとっての救いなんだ。

受け入れると同時にぶっ壊してやります。



今日から私は、絵を描く一人の馬鹿になる！

それだけが頼りの、絵を描く馬鹿になる